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自己満足詩系blogです。 一日一題更新予定。 早々挫折で気まぐれ更新。 途中から写真兼用に。
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戯れに手を伸ばした。

何となく目の前の其を受け入れてしまった。

手を伸ばしたのは衝動。
手を掴んだのは成り行き。

行為はしても、相手に許容されないことが前提だったから。
受け入れられて酷く動揺した。
思わず繋がれた手を、振り払われなかった手を凝視してしまった。

途方もない困惑と、少しだけ滲んだ暖かさに。
頑なな心が少し、揺らいだ。


あぁ、神様。
これが運命とかいう夢見がちなものですか?

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薄っぺらで浅い。
そんなことは誰よりも知っている。

だからもがいてもがいて。
脱け出せなくて。

情けないと嘆く君は、多分に私なんかよりも立派な人間だと思う。

バカな言葉と。
バカな行動とで。

はかったものは数多い。

「いつか」

そんなことはできなくなって。
そんなことはされる方になって。

それが大人だということならば少しだけ嬉しいと笑ったら。
己よりも余程大人だと、大きな大人がゲラゲラと笑った。

自分が痛いから、貴方も傷ついて。

せめてそう口にして詰ってくれるくらいの身勝手さがあなたに在れば、今。
私は貴方が亡くなったからといって自分を責めずに居られたのに。

身勝手な私はそう哭いてしまった。

「いつか…」

有り得ねぇな。
夢を語る言葉は嘲笑の中、消える。

他人と幸せになる日なんて永遠に来ない。

手を伸ばして叩かれた経験が有るものは、手を伸ばされるのを待つようになる。
況してや。
手を伸ばして叩かれた経験しかないものは。
仮にその手を握られたとしてもそれを信じられないし、どうしたら信じられるのかも解らない。

「だから」

他人と触れ合って幸せになるなんて、ただの幻想だ。


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