■ 相反する感情なのに

嬉しいから喜ぶ。

その行動も、感情も、嬉しさの尺度も。
他人に否定されたくないから。

何時しか誰かに嬉しい出来事について話をするということに、恐怖を抱いてしまった。

■ 臆病な愛

手を握らせてください。
握り返してくださいとは言いません。
ただ、振りほどかないでください。


手を繋いでくれるのですか。
握り返してもいいですか。
嫌わないでくれるのならば貴方の手の温もりだけで満足します。何もしません。

■ 夢を見るから厭えない感情

不安になる。
不安定になる。

私は貴方にとって何ですか？

同じ気持ちを返して欲しいなんて言いません。
でも少しでも今より良好な未来を期待してしまう。

人間だから。
まだ、諦めていないから。

だから。
不安になる。
不安定になる。

■ 軸

狂ってる。

父母兄姉は俺が嫌い。
俺のうちに同居経験のある「私」と弟は俺が好き。
家では俺の悪口ばかりなくせに、俺がこの家のことを何か口にする度に怒り、謝らせたり撤回させようとする。
それでもこの「家」を嫌わないで…と私やその友達が俺に言う。

個人を好きになることはできても。
好意を向けたらたかられて、普段は敵意だけしか向けられないものを好いて、好き続けるなんて無理だ。

それを好き続けろと言われるのも。
この家の人は凄いんだ！！と言い続ける我が家の兄も。
嫌いだと口にしたら殴られるうちの雰囲気も。


狂ってるのは俺か世界か。

■ ナンセンス

ナンセンスな笑いを好むわけじゃない。

ナンセンスな世の中から逃げる場所がここしかないから好むんだ。