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自己満足詩系blogです。 一日一題更新予定。 早々挫折で気まぐれ更新。 途中から写真兼用に。
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大きさや深さや温度は解らないけれど確かに存在していて、スプーン一杯か小指の先か地球ひとつ分かの程度の差も解らないけれど。

貴方の喪失と共に朽ちて逝く部分があって。

それが酷く物悲しくて、安堵する---だって貴方が胸の中に居たという証だから。


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睡眠が怖いと口にする。
怖い夢を見るからかい?そんなものを恐れるなんて子供だね、と君が笑う。

でもね。

混沌とした意識にすべてを持っていかれて。
そこは時に現実より残酷に優しいシュールでリアルな脳と記憶にしか理解出来ない世界。

意識が現実に戻れる保証も、自力で這い出す手段も解らないのにどうして皆は怖がらないのか。
どうして肉体以外をすべて委ねることが出来るのか。

それが僕には解らない。


だから永眠なんて怖すぎて。

とりあえず僕は自ら死を選べなくて、寝不足な頭でこの無意味な自分が世界の片隅で生き続けることが出来る道を、今日も模索する。


儀式的意味合いが多分にあるけれど。
本来の意味は既に破棄されたに等しく、妙にめでたがる風潮だけが遺された現実。

それでも。
僕等の何処かが必要としていて。

連綿と続くものと終わらせたいもの。
その線引きを自分たちで望む限り。

このリセットする為の儀式は変わらず続いて行くのだろう。

本来の意味や必要とされるべきものはその時々に「時代」という耳障りのない言葉にカスタマイズされて。


「仕方ない」
「それで諦められるくらいなら望まない」

そう言い放てるくらい強ければよかった。


抱きしめて、告げる。

「君をずっと守りたいな」

君が返す。

「男だから守ってもらうより守りたいよ」

それなら。

「互いに守り合えばいいじゃない」

知っている。
こう伝えたら君が困ったような笑顔になるのを。

でも私が。
その顔を一番好きだと君は知らない。



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