■ ナンセンス

ナンセンスな笑いを好むわけじゃない。

ナンセンスな世の中から逃げる場所がここしかないから好むんだ。

■ 冷血漢

譲らないのか、譲れないのか。
それすら問うことなく従わせようと躍起になる。

そんな奴を知り合い以上の名をつけて呼びたいとは思えない。
それはどれ程長く付き合っていても変わらない考え方。

たかが時間の積み重ねを持ち出して俺を冷たいと責めるお前に。
本当に欲しいのは「俺自身」なのかと、「自分を友と呼び従う誰か」なのかと。
確認したら俺は冷血とまた詰られるのだろうか。

■ 枯渇

枯れていく。渇れていく。
自分の中の何かがかれていく。

こわい。こわい。こわい。こわい。

壊れるなら直すという道もあるのに。

■ 理想的な世界が許されたとしても

綺麗事だけで構築された世界があったとしたら。
それはきっともう「俺」という自我ができている自分にとっては地獄と同意な住み心地の悪さと。
天国と同意な憧憬を持って見るだけの世界なのだろう。

哀しくてヘドが出る。

■ 俺より年を重ねているくせにあんたは、言葉を柔らかいお菓子か何かだと 思っているのか？

他人に平気でキツイ言葉を投げているんだ。

投げ返されてぐずるな。

鬱陶しい。



もちろん。

他人に鬱陶しいと言う言葉を投げているから。

自分に向けてキツイ言葉を返さばいい。



だってそうだろ？

覚悟なく攻撃するなんて、自分には攻撃されないなんて。



あんたは何処の箱入りなんだ？